ケルティング Koerting / EAK 注文 製20cm励磁型スピーカー2本(1本はジャンク)+励磁電源 フィールド型

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Koerting / EAK 製20cm励磁型 2本+励磁電源


□ 商品詳細 □ ドイツのケルティング / EAK製 20cm 励磁型スピーカー 2本
及び専用励磁電源の出品です。

但し、スピーカーの2本の内1本は残念ながら音は出ますが
音量を上げると音が割れますのでジャンク品といたします。

この音割れの原因は、コーン紙のエッジとダンパー(蝶ダンパー)が
柔らかく、低音の入力に対して制御が効きにくい 結果として、コーン紙のストロークが大きくなり
ボイスコイルが底に当たり音が割れてしまう様です。

私のアンプではボリューム位置で云うと、10時位までは大丈夫ですが
それ以上にすると上記の症状が出てきます。
個人的な感覚で云うと普通に聴く音量では問題ない感じですが
そこから音量を上げると症状が出る感じです。

コイルのD.C.R.と励磁コイルのD.C.R.は以下の通りです。

A)ボイスコイル 5.1Ω 励磁コイル 2,870
Ω B)ボイスコイル 4.9Ω 励磁コイル 3,250
Ω
励磁コイルの大きさと抵抗値から励磁電圧は110V~120V位と
思いますので専用励磁電源は DC115V 辺りに設定しています。

尚、モノラルとしてスピーカー1本で使用する場合は
DC OUTPUT ツマミの位置をLOWにして使用すると
励磁電圧は115V位になる様にしています。
ステレオとして2本使用する場合は DC OUTPUT ツマミを
MID にして使用すると115V位になります。

一応、HIGHポジションも用意していますので
テレフンケン20cm~24cmクラスの励磁型スピーカーにも
断定は出来ませんが、多分、使用できるかもしれません。
電圧計を付けていますのでそれを見て電圧を確認できます。

外観の コーン紙の
音質は、私個人の感想ですが、ワイドレンジで、深い低音再生能力があり、
且つ、癖のない素直な再生音と感じています。

このスピーカーの製造年代は励磁スピーカーとしては新しく
戦後の1949~1950年頃でEAK製のラジオに使用されていました。

EAK社は Elektro-Apparatefabrik Kppelsdorf の略で
ドイツのThueringen州Sonnebergの町の
Kppelsdorfと云う地区に工場が在ったようです。

私の個人的な意見ですがこのSonnebergの町は
有名なKrting-Radio社の在ったLeipzigの町から
比較的近くにある町であることから、今回出品のスピーカーの
励磁コイル部にある部品番号 K/BV 401657 のKが
Krting-Radio の頭文字ですのでKrting社からEAK社に
OEM供給されていた製品だった様です。

宜しくお願い致します。


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